Mac mini その3
Mac miniを使い始めて困ったことがいくつかある。
まずはWindowsでいうところのエクスプローラが無いことである。MacではFinderという物がエクスプローラに相当するのだが、Macに関する予備知識ゼロから始めたため、Finderにたどり着くまで時間がかかってしまった。Finder自体はエクスプローラと同じ様な機能を持っているので、使い始めれば問題は無いが、フォルダのコピーなど何点かエクスプローラと異なる挙動があるので、注意が必要である。
これは細かいことかもしれないが、ウインドウ(Macでもこう読んでいいのか?)の「最大化・最小化・閉じる」がWindowsとは異なりウインドウの左上にある。十数年間ウィンドウの右上のボタンを使い続けてきたので、なかなか左上のボタンには慣れることができず、一度右上にマウスを持っていき、「あれっ、無い」と思ってから左上のボタンをクリックするという一連の動作を何度も繰り返してしまった。
(しかも、このボタンが小さくて押しづらい、、、)
1〜2週間使ってようやく慣れてきたと思ったが、会社ではWindowsなので、今度は会社で上記と逆のマウス動作を行ってしまうことが何度かあった。これは埒があかんと思って、今では極力キーボード操作で行うようにしている。
次はそのキーボードである。WindowsとMacでは文字列の配置は同じだが、周囲のボタンが微妙に異なる。
これは決してMacが悪いわけではないのだが、僕は以前から使っていたLogicoolのk270というキーボードをそのままMacでも使っていて、これ自体は非常に使いやすいキーボードで気に入っているのだが、如何せんWindows仕様のキーボードなので、「Ctrl」や「Win」「Alt」などの使い勝手が非常に悪い。
分かりやすい例でいうと、Windowsではコピペは「Ctrl+C」だが、Macでは「Win+C」となる。ひとつキーがずれただけなのだが、これが非常に押しづらい。
最初のうちは、こういう物なのだろうと諦めていたが、我慢できずにネットで調べて、「KeyRemap4MacBook」というソフト(アプリ?)でキーのリマップを行い、何とか使っている。
(キーボード関係でもうひとつ、、、日本語入力時に英字を入力する際、WindowsではF10で英字の小文字→大文字→頭だけ大文字などと切り替えられたが、Macでは小文字にしか切り替えられない。これはボディブローのように効いてくる)
上記のように細かいことではあるのだが、ちょこちょことWindowsと異なる点があり、慣れるまではイライラすることが多い。しかし、慣れてしまいさえすれば、動作は軽快で非常に使いやすい。今まで、パソコンを一週間付けっぱなしということも何度かあったが、動作がもたつくことは一度も無かった。
これだけでもMacにして良かったと思える。
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